着物に合うおしゃれな日傘を、自分で染めてから作る。
色や柄まで、自分の好きなように染めることで既製品とは違う愛着がわき、日中のお出かけも楽しくなります。
そんなオリジナル手作り日傘を作るために、京都の工房いづつさんで絞り染体験した内容を前回の記事で紹介しました。
今回の日傘の雪花絞りはどのように作られるか?を画像で紹介していますので、絞りの技法を知りたい人にもおすすめです。
京都を代表する着物街の一角にある染めいづつさんの工房には、雪花絞りの財布や手帳カバーの他にも、色々な絞り染め技法で作られた小物達がずらり。
他にも、同一の業種で100年以上にわたり京都府内で営業を継続している企業に贈られる「京の老舗」の記念盾
何やら、重厚な金庫など
京都ならではの調度品などを拝見させてもらうだけでも、着物好きにはたまらなく幸せな時間でした。
そんな、いづつさんで染めた雪花絞りの布は、今回お誘い頂いた和裁士平山さんの元へ一旦お預けして、仕上げの組み立てのご相談を。
せっかく素敵に染めさせて頂いた布なので、やっぱりプロに仕立てはお任せして納得するものにしたい!
そんな思いをくんでくれた平山さんは、何度も連絡をくれて
「どこで仕立てようか?」
「どんなキットにしようか?」
「予算はどれくらい?」
など、親身に相談に乗りながら色々と尽力してくださり、今回の日傘を完成させてくれました。
ちゃんと、あまり布で傘入れまで付けてくれました。
開いた感じは↓
元の布は、きれいな六角形に雪花のような花びらが連続している状態↓
この元の柄から、今回の日傘の柄の違いがわかりますか?
下の赤い丸の部分、まるで万華鏡で覗いたときのような、なんとも可憐で美しい柄の組み合わせ方。
どのように合わせたら、こんなに繊細な柄を表現できるのか?
日々、全国各地から送られる産地独特の柄合わせ一筋に仕立てを30年なさってる
見た瞬間本当に感動しました
正直、こんなに素敵な柄に変身するなんて想像もしていませんでしたが、わがままを言ってまで平山さんにお願いして本当に良かった!
そう感じた、仕上がりにしてくださり感謝しかありません。
着物生活をしていると、着物の仕立ての際の柄合わせの失敗。
特に大切な席に使いたい訪問着などの、柄合わせ失敗談を私の周りでも頻繁に耳にします。
今回の経験を目の当たりにして、改めて和裁士さんの腕の違いで、仕上がりに雲泥の差がでるのを実感しました。
以上が、着物に合うおしゃれな日傘を自分で染めから作る体験レポートでした。
今回の折りたたみ日傘を作るのにかかった費用は
キットと仕立て代・・・8,250円(税込み)
合わせて・・・15,950円(税込み)
でした。
この金額なら、既製品の折りたたみ傘と変わらない金額ですよね!
今回のように自分で布から染めることで
- 絞り染めの体験もできる
- 絞り染めの技法も知れる
- 色や柄も自分で決めれる
- 柄の出し方もプロに相談しながら決めれる
- 世界に2つと無い完全オリジナルの日傘になる
など、沢山のお得感を感じることができます。
私も作ってみたい!と思った場合は和裁士平山留美のきものサロンにお問い合わせしてみてくださいね。
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(地図上のマカーをクリックすると詳細あり)
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