外出が徐々にできるようになったので、これからはプライベートででかけた時に着た着物のコーディネートなども記事にしていこうと思っています。
早速今回は、日本で唯一ただ一人の生ハム職人Tada Masatoyo(多田 昌豊)さんが作る生ハムを食べれるフレンチレストランでのコーディネート。
花唐草紋様の訪問着コーディネート
この日はお友達の誕生日会も兼ねていたので、お祝いの意も込めて
花の名前が無いような抽象的な花と、葉や茎やツルなどの植物が描かれた唐草の両方が描かれた吉祥文様(きっしょうもんよう)
縁起が良く、お祝いの席で使われることが多いです。
お食事の時も普段着着物の紬が多いので、訪問着でのフレンチは私の中では珍しい装いでした。
(訪問着だったので少し帯を高めで〆たら、やっぱり違和感・・・。いつものように低めの帯がしっくりします)
この訪問着は子ども達の入学式用の着物として誂えた1枚です。
今年も着る予定でしたが残念ながら入学式自体がコロナの関係で色々と縮小されていたので、着物を控えて洋服で出席しました。
そのため今年出番が無かったので、虫干しの役割も込めて・・・。←内緒です。
この日の
帯周りは、同じく河瀬満さんの帯締めと、道中コートを誂えた時のあまり布で作った帯揚げです。
この帯揚げはお召生地なのですが、とても厚みがあり上質な絹でできているので、多少雑な結び方でもラインもきれいに出て着崩れも無く、しっかりと理想の位置に鎮座してくれる優れもの。
色合いも主張が強すぎることもなく、品のある紫色なので
フレンチの内容、日本で唯一の生ハム「ペルシュ」とは?
さて、生ハム職人Tada Masatoyo(多田 昌豊)さんの生ハム料理も気になるところなので、少しだけご紹介。
まずはお店おすすめのアペリティフ・メゾン(食前酒的な)はフランス アラン・ミリアのフランポワーズ・ネクターを使った物。
「フランボワーズ」とは、フランス語で「ラズベリー」のこと。
酸味と甘味がなんとも丁度良いバランスで、とっても濃厚なのに飲みやすい。
アミューズブーシュ(食前酒とともに「つまみ」一口大でのオードブルの一種)。
左下のトマトのガスパチョは、口の中で弾けたらトロ~リ、トマトの味がしたw
一口で一気に食べれる大きさなのに、あえて分解して中身を確かめるお下品なお友達w
そしていよいよ生ハム職人Tada Masatoyo(多田 昌豊)さんが作るペルシュウ、東海地方ではこのお店でしか食べれないそうです。
ミルクソース、ポーチドエッグの下には、キヌアやそら豆さんがかくれんぼ
本日のお魚料理,金目鯛の柔らかさ弾力、菜の花のソースがまた美味しい。
三河産もち豚と季節の野菜
お口直しのデザートはふきのとう
本日のデザートは、プランマンジェ。エディブルフラワーがおばさんを乙女のテンションに変えてくれる。
もちろんどれも美味しかったのですが、ブログに載せるつもりは無かったので、料理の詳細は全く覚えていませんW
何より食べるのに夢中、次回からちゃんと内容を覚えておきます・・・多分W
着物の文様にも使われる樹齢50年の青楓(あおかえで)
料理と共にもう一つとても心を動かされたのが、こちらの青楓(あおかえで)
樹齢50年もの青楓で、お花屋さんのレンタル品だそう。
毎年、この時期になると色々なお店の中で繰り広げられる、幸せな時間をそっと見守っているんでしょうね。
青楓は
詳しくはインスタの方で紹介したので、気になる場合はチェックしてみてください。
今日のコーディネートのポイントは?
帯揚げだけに差し色を入れて、後は同系色でまとめることで、視線が帯揚げの位置に行くので脚長効果のあるコーディネートです。
以前紹介した、足長コーディネート方法の一つです。よかったら参考にしてみてください。
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