今、TVや雑誌を始めとするメディアで話題沸騰中の
コロナ過が進みマスクをすることが日常になったことで、人々がマスクに求めてた安価で簡単に手に入る使い捨てから繰り返し使え経済的にも機能的にも優れている布マスクへと変わりました。
そのため、これからは毎日使用することを前提にマスク選びをするのですが、
布マスクだと
- ちゃんとウイルスを防げるのか?
- 息苦しくないのか?
- 肌触りは良いのか?
- デザインも気になる
など、様々な不安も出てきます。
そんな誰もが感じる布マスクに対する不安を解消できて、より安心してマスクを着用できるように、生地に美濃和紙を織り込んで作られたのが、名古屋の尼ケ坂サロンが開発した
思いやりマスクの特徴や機能性の高さを立証するように、発売と同時に噂がうわさを呼び生産が追いつかず一時入手困難になった幻のマスクです。
私も偶然に、地元のTVで紹介されたのを見ました。
なぜ、そんなに人気があるのか?
普通の布マスクと何が違うのか?
など、とっても気になったので実際にこのマスクを開発した尼ケ坂サロンで、開発に至るまでの経緯や特徴や機能性を聞いてみよう!
と早速サロンに伺って話を聞いたのですが・・・・
「着物と違い、小物であるマスクの取材♪」
と軽い気持ちで伺ったのが申し訳なくなる、世界の著名人を巻き込んだ驚愕なスケールのバックボーン(ストーリー)がありました!
- なぜ、有松鳴海絞りなのか?
- どんなストーリーからこのマスクができたのか?
- どんな人々が関わって来たのか?
- このマスクの本当のコンセプトとは?
マスク自体の特徴や機能性の高さはもちろんのこと、約5時間にも渡りこれらのストーリーを教えてくださった全貌をお伝えしたいと思います。
ただし、今回は内容が盛り沢山なので2回に分けてお伝えします!
この記事を読んだら、この思いやりマスクをしている自分の事を誇らしく思え
有松鳴海絞り×美濃和紙の思いやりマスクが持つ驚きの特徴
有松鳴海絞り×美濃和紙の思いやりマスクが持つ特徴は、ズバリ!
- 接触冷感
- 速乾ドライ
- 抗菌
- 防臭
- UV効果
- 何より軽い
- 400年の歴史を持つ有松鳴海絞りのデザイン
通常の綿マスクとは比べ物にならないほどの、多さがあります。
どの特徴をとっても、布マスクに求めたいことをしっかりと解決した内容になっています。
私も実際に使用じてみたのですが、手に取ってはじめに感じたことは、和紙とは思えない柔らかい生地感です。
思いやりマスクは綿68%美濃和紙32%で作られているのですが、美濃和紙にマニラ麻を使用することで肌触りを優しくしたそうです。
和装の世界でも絹に和紙を織り込んだ生地がありますが、私が今まで触れてきたそれらの生地より
そもそも美濃和紙には
公式のオンラインストアにも美濃和紙の特徴が載ってます。
そして、何より軽い!のは本当にありがたい。
マスクは長時間していると、わずかな重みでも耳が重たく感じることがあります。
実際の着用ではどのくらいの重さを感じるのかの検証として、3時間ほど連続でこのマスクを付けてみたのですが、
職場や人との接触の際に、長時間マスクをしなければならないご時世には有り難い特徴ですね!
そして耳が痛くならない秘密は、生地の軽量化の他に
商品の説明書で結び方をわかりやすくイラスト付きで教えてくれますが、
他にも、布マスクを選ぶ時に欠かせないデザイン性の高さ!はおしゃれさんにとっては一番重要視したい条件でもあります。
今回の、思いやりマスクのラインナップは下の2種類。
①有松鳴海絞りの伝統的な有松ブルーシリーズ豆絞り(左)と雪花絞り(右)
■豆絞りのマスク
江戸時代の浮世絵にも登場する「豆絞り」は目を連想させることから「魔除け」の意味を持ち、豆は一粒まけば沢山の実がなることから「子孫繁栄」の願いも込められています。
現在その技術を継承するのは雪花絞り・豆絞りの製造元「張正」1社のみ。
大変貴重な豆絞りを世界で初めて和紙素材に施した水玉模様の一粒一粒の細かなグラデーションが美しい逸品です。
■雪花絞りのマスク
明治時代より継承している有松絞り発祥の板締め技法「雪花絞り」は、幾何学的文様が雪の結晶のように見えることから雪花と呼ばれています。
爽やかなグラデーションが目にも涼しく、夏の装いに合わせやすいマスクです。
②カラフルな彩花絞りシリーズ
彩花絞りとは、思いやりマスクのデザイナー藤井祥二さんが開発した絞りです。
実はこの藤井祥二さんは、現代の有松鳴海絞りで有名な大須賀彩さんが「天才」と絶賛するほど実力派の絞り染めの職人さんなんです!
先に紹介した「雪花絞り」を基に多彩な表現を可能にした彩花絞りシリーズは、鮮やかな中にも優しさがにじみ出ている細部に至るまで100%手仕事ならではのクラフトマスクです。
そして、この2種類のシリーズには専用の美濃和紙フィルターが差し込めるポケットがついています。
通常の綿ガーゼの隙間は花粉を通してしまう大きさに対し、繰り返し洗えるこの「美濃和紙微粒子ブロックフィルター」は、より隙間が細かく花粉や微粒子を通さない優れもの。
和紙なのに汚れたら直ぐに洗えるのも大きなポイント
元々、多様な特徴を持つ美濃和紙で作られたマスクにプラスして、この洗えるフィルターをセットすることで、二重の安心感を得られますね。
と、ここまでお伝えした内容は有松鳴海絞り×美濃和紙マスクの目に見える表面上の価値や魅力。
- なぜ、有松鳴海絞りなのか?
- どんなストーリーからこのマスクができたのか?
- どんな人々が関わって来たのか?
- このマスクの本当のコンセプトとは?
などの、このマスクが出来上がるまでのストーリーの中にこそ、本当の魅力や価値、私達日本人が世界に誇りをもってオススメできる内容になっています。
- 天然のチカラ
- MADE IN JAPANのモノ作りのチカラ
- 日本固有の伝統と文化のチカラ
を和える(あえる)ことで生まれた粋の形。それがクラフトマスク
そもそも、私達日本人が大切に感じる粋とは?
千の利休の世界だったり、侘び寂び、雅(みやび)、言葉にすると風情がなくなりスピリチュアルな世界・・・。
次回はそんなストーリをお伝えしたいと思います。
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