冬場になると隠したくなる首元や袖口などが開いている着物は、重ね着をしても意外に寒いものです。
そんな時の寒さ対策として、ストールやレギンスをしたいんだけど、着物の場合はマナーなどあるのか悩んでしいす。
そこで今回は着物の防寒としてストールやレギンスを着用しても良いのかや、他におすすめなインナーなどを紹介します。
着物の防寒でストールやレギンスはありなの?
女性の冷えが一番ダイレクトに来る首元や、布を巻き付けて着用しているだけの着物は冬の寒さはこたえます。
特に冷え込む冬場は、コートや羽織を着ても結局は首元が開いているのでストールは欠かせません。
ストールの種類は特に決まっているわけではないので、自分の手持ちの洋服で使うようなストールで大丈夫です。
下のような大判のカシミヤのストールだと長さも自分で調節できたり、色々な巻き方のアレンジで楽しめますね。
下のようなファーでできたストールなら暖かさも一段と増し、高貴で上品な着物にもピッタリですね。
下のような肩を全部覆うタイプのストールは、首元だけでのストールとは比べ物にならないほど暖かいです。
着物のストールにも様々な種類がありますが、実際にみんなはどんなストールをしているのか知りたいですよね。
下の記事は、着付け教室のイベントで初詣に行った時の皆さんのコーディネートを紹介しています。
当日は約50名近い方が参加されていたと思いますが、9割ほどの方がファーのストールをしていました。
実際に写真付きのコーディネートをいくつか紹介していますので、良かったら参考にしてください。
以上のように着物でストールを巻く時に気を付けたいのは、あくまでも外にいる時に巻くようにすること。
足の冷えから身体を守るためのレギンスも、特に種類が決まっているわけではないので、こちらも手持ちの下のような洋服用でも大丈夫です。
他にもスパッツやタイツも着物の防寒として使いますが、長さは歩いた時に裾から見えないように短めがおすすめです。
着物用に見えても安心なベージュの専用レギンスもあります。
着物のレギンスを探していると、もう一つ面白いものを発見しました。
下のレギンスは、お手洗いの時に着崩れしないようにそのまま用を足せる形をしています。
レギンスの上からショーツを履くようで便利なのは分かりますが、なんだか慣れるまでに時間がかかりそうですね。
以上が冬場の寒さ対策の主な種類の防寒でしたが、着物を着る前の肌着にも防寒できるものはないのかを探してみました。
着物の愛好者が少しずつ増えている現代は、和装用にもいろいろな種類の有難い防寒インナーがあったので紹介します。
寒さ対策のインナーのおすすめは?
着物は何枚も重ね着するとはいえ、やはり寒さの厳しい真冬は身体が冷えるのでどうにかして防寒したいものです。
冬の防寒としてすぐに思いつくのは、やはりヒートテックではないでしょうか?
ヒートテックは着物の防寒としてよく使われますが、下のように袖口や衿元から顔をのぞかないようにUネックの8分袖の物がおすすめです。
他にも、発熱繊維でできた着物専用の防寒肌着を発見しました。
着物用に作られているので、衿元からも袖口からも見えない作りになっているところが嬉しいですね
同じタイプで下のような裏起毛の肌除けも発見しました。
こちらなら暖かい上に美しい着姿も手に入れることができるので、一石二鳥ですね。
女性の大敵、足元からの冷えには下の足袋がおすすめです。
こちらは手持ちの足袋と合わせて併用できるし、隠したい足首までしっかりカバーできるのでおすすめです。
以上が着物の防寒で暖かく便利なアイテムの紹介でした。
「着物だから」
と、防寒一つで難しく考えてしそうですが洋服と変わらず自分の身体のことを一番に考えて使用すると良いですね。
最後に、着物の寒さ対策を考えた時に合わせて知っておきたい冬のコートについても紹介します。
着物の防寒は他には何がある?
衿元や足元の冷え対策をしてもやはり冬の防寒と言えば、身体全体を覆うコートは必須ですね。
最近の着物のコートは素材も形も種類が豊富で、コーディネートの幅も広がりおしゃれとしてより一層着物を楽しめます。
そんなコートは種類別に使用方法が変わったり、着方も違ってくるので下の記事で確認しておくといざって時に困りません。
寒さの厳しい真冬でも、めいっぱいのおしゃれができるようにコーディネートを勉強するのも楽しいですね。
以上が、今回の着物を着る時の防寒の紹介でした。
着物はもともと、保温性にも優れている絹からできているので、洋服に比べたら全然暖かい衣類です。
形状どうしても開いてしまう衿元や下半身さえ防寒をしっかりしておけば、寒さが厳しくても快適に過ごせます。
今回の記事を参考に、自分なりの寒さ対策をしておしゃれに着物をたのしみたいですね。