早い人だと2年ぐらい前から予約を始める人もいる、成人式の振袖レンタル。
しかし、2018年の振袖レンタル詐欺「はれのひ」の事件もあり、あまりにも早い時期の予約だと心配になってしまいます。
そんな中、総務省統計局は2019年1月1日における「新成人」の人口は125万人と発表しました。
前年度の2018年と比べると2万人の増加となったそうです。
はれのひ事件を気にして予約を遅らせるにしても、これだけ人数が増えると、今度nbspはギリギリの予約でも間に合うのか気になります。
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一生に一度の成人式を、後悔のないように万全の用意で迎えるためには、いつ予約をするのが良いのか分からなくなりますね。
そこで今回は、失敗しないベストな振袖予約の時期を紹介したいと思います。
目次
成人式の振袖をレンタル予約する時期はいつが良い?
振袖レンタル店では、成人式の2年前にあたる高校を卒業する年(18歳)の1月ごろに広告を出し始めます。
そのため、
お店によって下記の内容が違うため、できたら何店舗の展示会に出向き、お店毎に確認をしておくことをおすすめします。
- 振袖の種類
- 特典
- 支払い方法
- キャンセル料
- 着付けの方法
ですが、高校を卒業する年の1月といえば、進級する人は大学受験の真っ最中で、とても落ち着いて振袖を選べる状態でもありません。
なので、大学受験が終わった4月~5月のなるべく速い段階でレンタル店に出向けば、比較的多くの種類の振袖から選ぶことができます。
そんな中、ほとんどの振袖レンタル店はレンタル予約のピーク時期は毎年1月~3月と言っています。
理由はその年の成人式にレンタルしていた振袖が戻ってくる時期で、お店に一番振袖の数が揃っているからです。
成人式の2年前の1月~3月で予約をする人は、DMなどで広告を見ていち早く行動した人なので、より多くの種類から選べます。
1年前の1月~3月だと、2年前から予約している人に先に借りられている場合があるので、レンタルできる種類は限られています。
早く行動をすればするほど、選べる振袖の種類が残っているということですね。
しかし、「はれのひ事件」もあり2年も前から予約しても、お店が倒産してしまうなどの心配があるのも事実です。
そのような消費者の不安を軽減するために、着物業界では2年前からの勧誘を控えるように警告はしています。
しかし、これだけネット社会の現代に多くの場面で
「成人式の振袖は2年前からの準備を」
と発信していたら、中々この状況を回避するのは難しいでしょうね。
そんな2年前の予約でもお店によっては、予約時に全額納金や1年前のキャンセルでもキャンセル料が発生するお店などもあります。
そうなると益々不安になりますが、後から後悔しないためには自分の身は自分で守るしかありません。
少しでも不安がある場合は、レンタル店の業績や実績をネットで調べてみるのも一つの手ですね。
他にも、何かあった時に責任が取れる体制のお店なのか、母体は何をしている会社などをしっかり下調べしたうえで、信用のおけるお店でレンタルするようにしましょう。
それでも、倒産やキャンセル料のリスクをなるべく減らしたい場合は成人式ギリギリの予約も視野に入れたいところです。
次は、そんなギリギリのレンタルでもはたして大丈夫なのかを紹介します。
成人式の振袖のレンタル予約はギリギリでも間に合うの?
しかし、予約時期が遅れればおくれるほど、自分に合ったサイズや好みの振袖・帯を探すのは難しくなってくるでしょう。
帯揚げや帯締めなどの小物類や、草履や鞄なども早い者順なので選べる種類は限られてきます。
そのような理由からも、一生に一度の成人式は、信用のおけるお店で、なるべく速い時期での予約をおすすめします。
そして、レンタル時期を早めにした方が良い理由は、レンタルできる種類の選択肢を増やすだけではありません。
成人式に振袖を着るための、着付けやヘアセットの予約にもかかわってくるからです。
振袖はギリギリでもレンタルできたけど、
「着付けやヘアセットをしてくれる場所が見つからない」
ということにならないためには、どうしたら良いのか紹介します。
成人式の振袖では何を一番早く予約すると良いのか?
成人式の振袖はレンタル予約できても、着付けやヘアセットも予約しなければ式に出席することができません。
そのため、最近は振袖レンタルセットの中に、着付けやヘアセットも含まれている場合が多いです。
当然、レンタルの予約をした順番に着付けやヘアセットの予約も埋まっていきます。
なので、振袖のレンタル予約の時期が早ければ早いほど、当日の着付けやヘアセットの時間も自分の好きな時間を選べるということですね。
私は、知り合いの美容院で成人式の振袖の着付けを頼まれることがありますが、予約はいつもいっぱいに埋まっています。
ですが、地域の美容院で1日に対応できる人数も限られているので、時間で調節するしかありません。
しかも、美容院での着付けは着物を購入した人や、もともと持ってた人も予約をしています。
そのため、毎年だいたい朝方4時から着付けが始まり最終で式が始まるギリギリの10時ごろまで続きます。
ただでさえ和服になれていない新成人が、朝の4時から振袖を着たままだと考えただけでかわいそうになります。
反対に式ギリギリの着付けの予約だと、成人式本番に遅れないか気が気ではありません。
体力的にも時間的にも、余裕を持った当日の着付けの時間を選ぶためにも、着付けとヘアセットが込みの振袖レンタルの予約は早めがおすすめです。
万が一、着付けやヘアセットを振袖レンタル店とは関係なく個人で予約する場合も、2年前からの美容院予約をしておくと良いでしょう。
美容院は、地域の振袖レンタル店や呉服店と契約している場合が多いので
「地元の美容院ならいつでも予約できる」
とのんびりしていると、どこも予約が取れなくなってしまいます。
美容院こそ早めに予約を確保して、成人式当日はゆとりを持って行動できるようにすると良いですね。
ここまでは、一般的な振袖のレンタル予約をする場合の紹介でした。
しかし、
「成人式は新作の振袖や誰ともかぶらないオリジナルの振袖を予約したい」
という場合もあると思います。
最後にそんな場合は、いつの時期にお店に行けば新作商品を予約できるのか紹介します。
新作の振袖が市場にでるのはいつ?
成人式の振袖レンタル品は、有名人のブランド品やお店のオリジナル品など、年に何回かは新作を発表します。
新作が市場に出回るタイミングはお店ごとに異なり、早いお店だと3月~5月、遅くても毎年7月~9月の間です。
一生に一度の成人式には
「最新の振袖を着て行きたい!」
「誰かの使い回しの振袖は嫌!」
という場合は、こうした新作の振袖を見つけるために展覧会などの予約をするタイミングで問い合わせてみるのも一つの手ですね。
もう一つ振袖をレンタルする場合には、値段と商品の兼ね合いも予約の基準になります。
下の記事にはだいたいのレンタル相場が書いてありますので、これからレンタルを考えている場合に一つの目安になるかと思います。
さらに、値段重視のとにかく安く費用を抑えたい場合におすすめなお店も紹介しています。
以上が、成人式の振袖をレンタル予約する時期の紹介でした。
全国には成人式の振袖レンタル店は沢山ありますが、成人式は一度きりしかありません。
リピート客が取れない分、どのお店もいち早く自分のお店に決めてもらおうと必死です。
そのための特典などは、やはり広告が出回る1月~3月が一番充実してお得なような気がします。
振袖レンタルの相場はそれぞれですが、お店巡りから楽しみながら成人式を迎えたいですね。