京都市の着物クリーニング店で格安料金で宅配してくるお店はどこ？

京都といったら京友禅や西陣織など日本を代表する着物産地の一つでもあり、何となく着物をイメージしてしまう人も多いのではないでしょうか。
 
 
そんな京都には機屋(はたや)さんだけではなく、着物クリーニング店もいくつもあり、タウンページに載ってるだけでも47店舗ありました。

これほどまでに一カ所に着物のクリーニング店が密集している所を見ると、さすが京都という感じで、大切な着物を長く楽しむためにも、京都でクリーニングに出したくなりますね。
 
 
そこで今回は京都の中でもクリーニング店が特に多い京都市の着物クリーニング店に注目して、京都市は遠くて直接もっていけない人の為にも、宅配もしてくれるお店を調べてみました。

また、数あるクリーニング店の中から失敗しないクリーニング店の選び方も合わせて紹介します。

京都市で格安料金で宅配してくれる着物クリーニング店

京都市の数ある着物クリーニング店の中から、全国どこからでも依頼できるように、宅配も行ってくれるお店を7店紹介します。

紹介順の基準はありませんが、お店を選びやすいように『訪問着』を例にあげて下記の5点に注目してみました。

①和衣庵わごろあん2号店

お店の特徴	仕立てを中心とした着物のクリーニングや加工の専門店。 お着物全種(袷、単衣関係なく)一点3,800円、着物＋長襦袢合わせて5,000円と破格な料金設定。 とにかく料金重視の人におすすめです。
訪問着の丸洗い料金	3,800円
納期	3～4週間ほど
送料	たとう紙入り1,500円
支払い方法	銀行振込(前払い)、代金引換、クレジットカード(仕上がり時決済)

 
 

②京都マルヒサ

お店の特徴	産地の着物が集まる呉服の本場「京都室町」にある卸問屋が営む着物屋。 京都で40年以上着物クリーニングをしている専門工場にクリーニングを依頼し、熟練の職人が一点一点丁寧に着物を洗ってくれます。
訪問着の丸洗いの料金	3,480円
納期	一か月
送料	たとう紙入り650円
支払い方法	銀行振込とコンビニ(前払い)、クレジット(仕上がり時決済）、代引き

 
 

③着物クリーニング本舗　京都【なをし屋】

お店の特徴	全国的にもかなり希少な洗いの方、三浴式(予洗、本洗、仕上げ洗い)というクリーニングの方式をしてくれるお店。 多くの格安着物クリーニング店がする洗い方の一浴式(一回しか洗わない）では着物のクリーニングを行わないため、衿周りや袖口の汚れは落ちてないなんて心配は無用ですね。。 京都【なをし屋】では、「シミ汚れなどに全く変化が無い・着用（使用）できる状態にならなかった場合は料金は一切頂きません」との約束があり、それだけ着物クリーニングに自信をもって向き合っている証拠ですね。
訪問着の丸洗いの料金	9,000円(染み抜き料金＋送料＋消費税)
納期	一か月
送料	料金込み
支払い方法	代引き(現金のみ)

 
 

④京和ドライ株式会社

お店の特徴	ドラム式洗濯機で着物をクリーニングするお店が多い中、お着物一点一点手洗いし、自然乾燥後、手仕上げにて作業をしてくれるお店。 汚れやすい衿・袖口・裾を中心に職人が手作業にてしっかり予洗いすることからはじめるクリーニングだから、他店では落ちなかった汚れ落ちも期待できますね。 手間をかけることを惜しまず、ひたむきに着物と向き合う姿勢とこだわりを持った匠の着物クリーニング店です。
訪問着の丸洗いの料金	5,700円
納期	一か月
送料	京都市内無料
支払い方法	振込み

 
 

⑤京都きもの洗い専門店

お店の特徴	京都で40年以上、着物クリーニングをしていので地方や地元にご好評なお店。 クリーニングの他にも、しみ抜き、ガード加工などの下加工や縫製部門もあるので、着物のトータルサポートも可能です。
訪問着の丸洗いの料金	6,000円
納期	一か月
送料	1,500円
支払い方法	振込み

⑥京きわみ

お店の特徴	京洗い(丸洗い)一筋で30余年。 呉服屋も営む京きわみは、着物のクリーニングを呉服店のアフターサービスと、とらえているため着物クリーニング部門はあくまで低価格にこだわるお店。
訪問着の丸洗いの料金	3,600円
納期	2～3週間
送料	2,500円
支払い方法	振込み

⑦京都　きもの京小町

お店の特徴	京都にある呉服卸直営店が営む着物クリーニング。 数多くの着物を取り扱う呉服卸直営店だからこそできる、赤字覚悟の料金設定がうれしいですね。
訪問着の丸洗いの料金	3,480円
納期	一か月
送料	たとう紙入り650円
支払い方法	銀行振込とコンビニ(前払い)、クレジット(仕上がり時決済）、代引き

 
 
以上が京都で宅配もしてくれる着物クリーニング店の紹介でした。

お店ごとに、同じ訪問着の丸洗いでも料金も洗い方も様々でどこのお店に出そうか迷ってしまいますね。
 
 
そこでお店選びの際に、どこに注意して選ぶと失敗しないかのポイントを紹介したいと思います。

着物クリーニング店を選ぶ時のポイント

 
数ある着物クリーニング店の中から失敗しないお店選びをするために下記の3点のポイントに注意すると、お店選びの基準になります。

①問い合わせ、依頼時のお店の人の対応

着物をクリーニングに出す際に、一番気を付けたいのがお店の人の対応です。

実際に自分の大切な着物をクリーニングに出した結果の良し悪しは、ドラム式洗濯機でも、質の良い洗剤のせいでもなく、結局はそのお店の人の人柄で決まります。

問い合わせやクリーニング依頼の電話をした際に、不親切と感じる対応だったり、メールを送ったのに何日も反応がなかったりするお店は、避けた方がよいかと思います。
 
 
お店の人の対応は仕事に対しての向き合い方であり、何かあった時の対応の表れでもありますので、注意してみておきたいですね。
 
 

②クリーニングの種類の説明が丁寧にある

着物のクリーニングは洋服の場合と違い種類も豊富で、汚れごとに細かく種類が分かれます。

一つ一つのクリーニングの種類の説明や、気になる汚れに対して、どの種類のクリーニングが良いか示してくれてるお店を選ぶと良いですね。
 
 

④料金が安い場合はなぜ安くできるかの説明がある

料金の高い安いは、お店側の様々な理由から来ているものです。

高いからと言って一概に良い方法でクリーニングしているとは限りませんし、逆に安いからと言っていい加減な方法でクリーニングしてあるわけでもありません。

料金設定の説明ををしっかりとしているお店で、納得してから依頼すると良いですね。
 
 
自分の着物を長く楽しむためにも、着物クリーニング店選びは大切です。

着物のクリーニング代は安いほど助かりますが、安かろう悪かろうでは意味が無いので料金だけでクリーニング店を選ぶのではなく、トータルでコスパの良いお店選びをしたいですね。
 
 
後は自分の着物の汚れぐわいに合わせて、必要な着物のクリーニングの種類を選ぶだけですが、その種類も沢山あって、どの種類がどんな事ができるのかわかってなければ意味がありせん。
 
 
そこで最後に着物のクリーニングの種類について紹介します。
 

着物のクリーニングの種類

ネットで着物のクリーニングを探していても、なんだか種類が沢山あって、自分の着物はどのクリーニングに出せば良いのかわかりませんよね。

ですが、汚れに対して適切なクリーニングをしていなければいざ着物を着ようと思った時に思いがけないシミが出ていたり、汚れで黄ばんでいたりカビが生えてたりと、取りかえしの付かない事態にもなりかねません。

そこで、着物のクリーニングの種類を紹介した記事があります。
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この記事には着物の種類別のクリーニングの相場や、クリーニングの種類別の内容や工程など、分かりやすく紹介していますので合わせて読む事で、お店選びもしやすくなると思います。
 
 
以上が京都市のクリーニング店の紹介でした。

大切な着物を長く着ていくためにも、着物のクリーニングの知識を高めて、適切なお手入れができると良いですね。